写すんです。

記録写真の壁を越えたい←イマココ

シャッター速度とダイナミックレンジとISOの関係

絞り優先を使うようになって、最近ぶち当たった壁

 

 晴天の屋外なのに、ISOAUTO値が640から下がらない

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先日神田散歩したときに↓

神田散歩その2~肉の万世万歳!~ - 写すんです。

天気がいい野外なのになぜかISOが640から下がらなくてSS爆速になってしまい、な~~~ぜ~~~となってた原因がわかりました。

 

ダイナミックレンジを400%にしてました!

 

そもそもダイナミックレンジとはなにか?

撮影する画像のダイナミックレンジを変更できます。広いダイナミックレンジでの撮影は、明暗差の強い建物、コントラストの高い被写体(光と波、強い光と紅葉、青空での人物撮影など)、白い被写体(建物、動物、白い服でのポートレート撮影など)などのシーンに効果的です。選んだダイナミックレンジの広さで撮影します。

200% は感度が400 以上、400% は感度が800 以上のときに設定できます。

出典:FUJIFILM ダイナミックレンジ

コントラストをやわらかめにしたかったのと、使える機能は使っとけーという気持ちで最大値にしてたのですが、低感度では使えない=ノイズが増えるというデメリットもあるようです。

 

というわけで、特に意図がない限りはAUTOに設定することにしました。

 

でも天気が良い日ほどコントラストってきつくなって、ダイナミックレンジ使いたくなるんですよね…。そういうときは高速シャッターをあえて選ぶことになるのか。

電子シャッターならちゃんと適正露出も出てるし、シャッター音が出なくて気分が出ないというくらいしか弊害はないのですが、でもなんか、なんか落ち着かない…。

 

低速シャッター限界を設定してるのに遅くなってしまう

ISOはAUTOが楽

なるべくいろいろ自分で設定してみようと思って、晴天屋外なら200、室内入ったら400みたいにやってたのですが、カスタム設定を選び直すたびにデフォルト値に戻ってしまうし、日陰から日差しの中に急に移動することもあるし、固定はやっぱりやりにくいなと思いました。

AUTOにすると低速シャッター限界などが設定できて便利だし!

ちなみに私はこんな感じで運用。(まだまだ調整中)

  基準ISO感度 上限ISO感度 低速シャッター限界
AUTO1(普段) 200 800 1/60
AUTO2(子ども撮り) 200 1600 1/250(出荷時:1/60)
AUTO3(夜間) 200 3200 AUTO(出荷時:1/60)

 

 低速シャッター限界のAUTO値は、一般的に言われる、レンズ焦点距離によって変わる手ブレ限界値にしてくれるみたいです。(→ISO感度AUTOでの低速シャッター限界「AUTO」の動作について

なので普段もAUTOでいいかなーと検討中。

最近のカメラは高感度でもさほどノイズが気にならないので、もっと上限値も上げていいかもしれない…?

 

しかし、子ども撮り用に低速シャッター限界を1/250に設定していたのですが、設定しているにも関わらず1/60などの低速になってしまうことがあり…なぜなんだと頭を抱えてましたが、上限ISOが低かったり、絞りすぎていたりして、適正露出が得られない場合は、低速シャッター限界を越えて遅くなるという挙動のようです。

 

絞り優先を使うようになって、絞りを決めて、露出補正、SSが足りてるか確認、ていう手順でやってたのですが、さらにISOやダイナミックレンジもうまく設定しなくちゃいけないんですね…。はー奥が深い。

 

シャッターを切る前、ファインダーにSSやISOが表示されない

私は親指AFを使ってるのですが、フォーカスしてもSSやISOの値が出ず、撮影後にプレビューして確認してました。

どうやら半押しAFじゃないと表示されないらしい…

(→撮影時の光学ビューファインダー(OVF)にシャッタースピードや絞り値が表示されない(X20)

もしくは、ダイナミックレンジを固定値にすると表示されるようになります。

ISOも固定値にしない限り、決定した値は出ません。

ダイナミックレンジ、ここでも…!おとなしく100や200に設定しますかね…。

ISOについては、機械任せにしたい部分ではあるので撮影前に確認するのを諦めるか、親指フォーカスをやめるか、悩む…。

 

以上、素人の悪戦苦闘でした。

 絞り、シャッター速度、ISO、露出、ダイナミックレンジその他もろもろ、全てが関連して一枚の絵ができるわけですね!

あっちを下げればこっちが上がる、AUTOに頼るとこっちをいじれない。

これをうまく操るのが撮るということなのですね…。